無題2
年に何度かある亡霊にならざるを得ない日。
本日は西暦2021年9月15日です。
あらゆる方面に失礼なのを承知の上で、私の中に溢れた思いは「2019年に戻れないかな〜〜〜」で。
私にとって2019年は本当に楽しい年だった。
もちろんあんな人を推してたからジェットコースターみたいな心であることに変わりないんだけど、それでもたぶん人生でいちばん純に世界を楽しんだ一年だったと今後も思って生きていくんだろうなと思っている。
でもふいにあの人にとってどんな年だったんだろう、と疑問が湧いた。
まだ現実的に辞めようとしていることを知らない私たちだけが楽しんでいたのかもしれない。
あの人はいつからあの場所を離れることを意識しだしたんだろう。
独立してからすぐは割と情報を追ってたはずで、そこで話された内容なのかもしれないけど、もうあまり覚えていない。
2011年12月31日から2020年6月19日までとあるグループのメンバーとして存在したとある人をゆるやかに好いていただけの人間が今考えることだ。
未来を挑戦的に見据えるあの人が、ひとりでより大きな世界に出ることを意識していない瞬間なんてなかったんじゃないだろうか。
でもそれを行動に移す前にグループ内部で何かしらが発生して、解決すべき問題を放置などできない性格だからこそ16年あそこにいられたんじゃないだろうか。
16年のうち最後の8年そこらをただただ傍観するだけだった私に影響を与えられたことなどないのだろうけど、あの人の人生にとってそうなったことは良かったのだろうか。
もっと早くに潔く違う形になっていれば全ての関係者にとって悲惨なあんな終わりを迎えずひ済んだんじゃないか。
あらゆる可能性を考えてしまう。
どうにもならないことをどうにかしたくなる。
ああでもあのころ、確かに私は幸せだったから、それだけで過去も現在も未来も全てを肯定すべきなのかもしれないな。
いややっぱり2019年に戻れないかな。